M-Times 2022.12

昔の光

 総務部の石田です。先日11月8日は皆既月食でしたね。惑星食と被るのは442年ぶりだとかで、久しぶりに夜空を見上げられた方も多いのでは。ちなみに幼い頃私は「怪奇」月食と脳内変換してひとり慄いておりました。

 怪奇もとい皆既月食には思い出がありまして、2007年8月28日のことです。その前日から徳島へ旅行し、当日は「ホテル祖谷温泉」へ宿泊しました。祖谷渓は山深く急峻な谷が有名で、特にこのホテルは谷底にある露天風呂までケーブルカーで移動するというユニークな宿です。さらに、山奥ということで、夜空の美しさも自慢であり、月見台と天体望遠鏡が設置されておりました。山奥で満天の星々を眺める楽しみを胸に訪れたのですが、後からハッと気づいたのです…その日は満月。満月の夜は明るすぎて、ろくに星が見えないはず。旅行企画係だった私は、友達へ身悶えんばかりに詫びたのですが…なんとその8月28日が奇しくも皆既月食だったんです。ほんと偶然。懐かし昭和ドラマ西遊記で、夏目雅子が日蝕の暦を憶えてて奇跡を起こしたオチ(←昔の人だけ、あったあったと同意して下さい)並みの偶然。果たして晴天のその夜、眩かった満月が徐々に欠け始め、不気味な赤い光をまといながら沈黙した時、谷底の清流を空に転写するかのような天の川銀河を、ほんの数時間だけ見せてくれたのでした。そりゃもう心躍る天体ショーでした。

 さらに思い出すのですが、当時ホテルに向かう際タクシーの運転手さんが、祖谷渓に残る「平家の落人伝説」を語ってくれたのでした。昔に聞いたうろ覚えなので、どんなだっけ?と今再びwikipediaなどで確認してみましたが、これが中々信憑性高そうなのです。ちなみに今、私は2種の平家物語をぽつぽつ読み進めておったところです。(新平家物語:吉川英治、現代語訳平家物語:尾崎士郎)

 平家物語は、ご存知の通り、壇ノ浦での平家方々の悲劇が綴られますが、これらの落人伝説は全国各地に残っております。それが事実であるかどうかはさておき、あまりに悲しい平家の最期に対し、当時の人々が、救いのあるエンディングをそれぞれに思い描き、また、そうであってほしいという心優しい祈りと共に、今日まで大切に伝えられてきたのではないでしょうか。その中でも、前述の通り、祖谷渓に伝わる伝説はイチオシの本命馬ですので、興味ある方はぜひここ等のURL先でご覧くださいませ。祖谷に眠る秘密の物語―もうひとつの平家物語―祖谷平家伝説https://nishi-awa.jp/heike/html/story/

 皆既月食の時、月は、地球の大きな影に覆われて、その姿を闇に隠します。その闇から漏れるわずかな光が、赤い偏光となって、我々の目に還ってきます。天体の巡り合わせが見せる、束の間の赤色に、私はぼんやりと闇に浮かぶ霊魂のような不気味さを感じます。そういえば同様に幼少期、何故か怪奇な印象を持っていた唱歌「荒城の月」。美しくも陰惨なまでに悲しげな旋律のせいでしょうか。春高楼の花の宴には、このような月光が、昔の名残を照らすのかもしれませんね…。

 最後に「ホテル祖谷温泉」へ話を戻しますと、当事務所所長の松田が、このエムタイムズの前身「The Midorikai Times」vol.219にて「大歩危小歩危・親不知子不知」と題した祖谷温泉旅行エッセイを執筆しており、同ホテルに宿泊しております。平成23年(これまた偶然同じ)11月の旅行記です。こちらは過日お配りした松田の著書「私本平成記ポート・スターボードまたは貸方・借方」の下巻135頁にも収録しておりますので、ぜひ読み返されてはいかがでしょうか?(お持ちでない方は、まだ少し在庫ございますので、担当者へお申しつけ下さいませ!)


M-Times 2022.11

丹波マーケスの朝市

 監査部の大石です。8月、9月の暑さが嘘のように一気に涼しくというより肌寒く感じるようになりました。気づけば夕方、日が短くなっていたり、早いところだと一部紅葉が始まっていたりと季節が進んでいることを実感します。現在住んでいる彦根市でも朝晩寒く感じて、そろそろ衣替えをしなくてはと思う一方、週間天気予報で来週は暑くなると聞くとまだ早いかなと思い直したりと、未だ手付かずの状態です。ただ、寒暖差には負けないようにしたいものです。

 さて、先日、所用で実家に帰ったのですが、母と話していると食欲の秋ということもあり、話題も食べ物のことになりました。秋といえば栗。美味しい栗が食べたいと話しつつ、数年前に家族で行った栗の直売会の話が出てきました。

 当時、直売会が行われていたところは、国道9号線沿いにある「道の駅 丹波マーケス」(京都府船井郡京丹波町須知色紙田3-5)というところでした。改めて丹波マーケスのホームページを見ていると興味深いことが書いてありましたので抜粋します。

 ~由緒ある道の駅、丹波マーケス~
 今でこそ鉄道の駅と区別して「道の駅」と言いますが、もともと「駅」は街道沿いの宿場のことを表す言葉でした。道の駅丹波マーケスの所在地は京丹波町須知。山陰道を上れば京都までちょうど10里、急峻な分水嶺である観音峠を控えたここ須知は、かつて本陣、脇本陣を構えた一大宿場町として栄え、旅籠屋で旅人が疲れを癒すかたわら、往来には行商人が集って市が立ち、「駅」として賑わいました。自動車交通が主役になった現在、街道は京都縦貫自動車道になり、宿場は道の駅になりました。道の駅丹波マーケスには、歴史ある須知宿のやすらぎともてなしの心が生き続けています。

(出典:道の駅 丹波マーケスHP)

 今まで何度も足を運んでいますがそんな歴史があったとは知りませんでした。というのも、周りは田んぼや畑が多く、宿場町だった面影が見当たりませんが、今度行く時はその名残が発見できるかもしれません。

 その丹波マーケスですが、今年は栗の直売会があるのかどうか調べてみたところ、それらしい情報は出てきませんでした。代わりに、丹波マーケスでは、毎週火・木・土・日の午前8時~12時まで朝市をしているということだったので、もしかしたら栗も出ているかもしれないと母と二人で日曜日の朝に行ってみることにしました。

 実家から車で約25分かかるため、朝7時30分に家を出て、予定通り8時前に着きました。朝市が行われる建物付近には、朝市に商品を持ち込む農家さんらしき人やお客さんの姿がちらほら見受けられました。8時になり、朝市が開店しました。早速入ると、入り口近くに栗を発見。ただ、ゆっくり見ている時間はありません。というのも朝市が行われる建物はそれほど大きくないこともあってか、あっという間にお客さんでいっぱいになり、皆さんどんどん目的のものを籠に入れていかれます。そんな状態なので、ゆっくり見ていると瞬く間に商品が売り切れになってしまいます。栗は確保しつつ、ざっと見て回ると、栗、カボチャ、枝豆、冬瓜、サツマイモ、新米などの農作物や、きれいな生花もありました。今回は、栗と枝豆数点を購入。お会計をしているときに朝市の方に、栗には虫止めをしていないので早めに冷蔵か冷凍して保存するようにと教えてもらいました。そうしないと、すぐに虫に食われてしまうそうです。朝市の滞在時間は約20分くらいでしたが、目的のものが手に入り大満足です。

 家に帰って早速、栗を蒸し栗や栗ご飯にして食べると甘みがあってとても美味しかったです。年によっては栗の出来に差があるものですが、今年の栗の出来は良いようです。残った栗は、教えてもらった通り冷凍保存しました。一緒に買った枝豆は塩ゆでにして食べました。こちらも味が濃く手がとまらなくなるほどでした。

 旬のものを頂けることに感謝しつつ、また機会があれば朝市に行きたいと思います。


M-Times 2022.10

母が亡くなって思うこと

 監査部の荒木です。8月5日に母が亡くなりました。突然死でした。今年の1月に心臓の血管に大動脈瘤が見つかり、いつかはこうなると思っていましたが、それはまだまだ先の話で、結局は何も起こらず数年、数十年が経つ、という方の未来を無邪気に信じていました。
 

 と言いながらも、これまでも一人暮らしの母が住む実家を訪ねた際に、「倒れて動けない」母を見つけて救急車を呼ぶというような事はありましたので、母が心臓に爆弾を抱えるようになってからは、今まで以上にマメに実家に顔を出すようにはしていました。

 今思えば、そうすることが自然にできていたのもコロナのおかげだったりします。コロナ前は、バスで通勤していましたが、今は原チャでの通勤・移動としており、その原チャを実家(今住んでいる家から実家までは徒歩3分程)に置いていますから、毎朝出勤前には実家に寄って、母の様子をみてから原チャで出掛ける、という生活を送れていました。

 また、職員同士の接触をできるだけ避けるために、事務所内を原則1組体制としていましたから、事務所が空いてなくて使えない時間帯は、実家で仕事をする、という時間も割とありました(家では子供がいたりで集中できませんので)。
 ですから、コロナ前と比較して実家に立ち寄る機会はかなり増え、更に、母が倒れているのを発見してからは意識的に増やすようにもしていましたので、特にここ数ヶ月間は母と話す時間が結構あったような気がします。

 最近の母は、死を「いつか来るもの」ではなく、「すぐそこにあるもの」と感じていたからか、話の内容も自然と死に関する事になったりしていました。母がしきりに言っていたのは、「自分が介護されるようなことには絶対なりたくない、このまま『ピンピンコロリ』で亡くなるのが一番やわ」という事でした。「今まで散々面倒みてきてもらってるんやし、今度は僕らがみるのは当然なんやで、それが自然なんやし。僕らはそれを迷惑だとか、厄介だとか全然思ってへんから」と言っても、全く聞く耳を持ってくれずで・・・
 

 母が、自分が介護される側に回ることを極端に嫌がるには、母なりの理由がありました。僕の父は、23年前に交通事故に遭い、脳の右半分が損傷した結果、高次脳機能障害という重い障害を持つことになりました。高次脳機能障害といっても人によって程度は様々なのですが、父の場合は、今までの記憶が全てなくなりました。そして、新しくできた記憶もいくつかのものはすぐに消えてしまう、という状態でした。リハビリ施設を数件回った結果、身体的には左手と左目の視野に少し障害が残る程度まで回復しましたが、脳の方はいつまで経っても複雑な事はほぼできなくて、身の回りの事だけは指示されればできる、という状態で家に戻ってきました。そして、そういう、既に父ではなくなった「父」との関係を母は一から手探りで作っていくという生活が始まりました(今思えば、父58歳、母56歳の時だったんですね・・・その若さにビックリ)。

 そんな中で一番の問題は、「父」が感情をセーブする機能を失くしており、「父」の怒声が家中に鳴り響く、ということが日常となっていたことです。何が「父」の機嫌を損ねるのかも分からないまま、ただただ意味不明な言葉で喚かれ続ける・・・その状態の「父」に母が「慣れる」までにどれ程の苦労や葛藤があったのか(実際、「慣れた」と言えるのかは今も分かりませんが・・・)、恐らくとてつもない心労が母の心臓を少しずつ少しずつ蝕んでいったのだと思います。

 そんな「父」が腎臓を悪くし、透析が必要となりました。色々な方の尽力のおかげで透析専門の病院に入院することができ、2年程前からは「父」は入院生活を送っています。そして母は約20年ぶりに「父」の介護から解放されて、人生で初めての一人暮らしが始まりました。好きな時に寝て、好きな時に起きて、好きな時に好きなものを食べていい、こんな当たり前の自由を76歳になって初めて母は経験しました。

 最近の母は「自分は幸せだ」とずっと言ってました。「あんなに大変な時期を過ごしてきて、今は自由になったんだからもっと幸せになっていいんやで」、と言っても、「これで充分」って。「あんた達がいて、孫がいて、皆で時々集まれて、そしてワイワイできる。この歳になってこんなに楽しい時間ができるなんて、ほんま私はこれで充分」って。

 幸せな時に、自分が一番望んでいた「ピンピンコロリ」で、誰にも迷惑をかけることなく亡くなることができて、母にとってはこれが一番幸せなことだったんだって、思うんですが、

思っているはずなんですが・・・

どうしても頭によぎってしまいます。

今まで苦労してきた分を取り返せるくらいに、もっともっともっと幸せになっても良かったんじゃないかって。

ようやく自由になれて、これからって時なのにって・・・

 

 でもこれって単なる僕の「欲」であって、母はそんなこと望んでないんでしょうね。きっと。そして、これで良かったんだ、って僕が心から思える日もいつか来るんでしょうね。きっと。



関連記事をホームページの『行雲流水(所長&副所長の雑感)』にも掲載
『行雲流水(所長&副所長の雑感)』はこちら


M-Times 2022.9

鳥取に行ってごしない~

写真:釣り

 監査部の小島です。夏としては2年ぶりに妻の実家に帰省してきました。妻の実家は鳥取県東伯郡北栄町というところにあるのですが、北栄町を皆様ご存知でしょうか?
北栄町は2005年に旧北条町と旧大栄町が合併して誕生しました。名産品である、ドバイ王室にも献上されたことがある「大栄スイカ」というとピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。家から500mほどで日本海。浜辺でキス釣りをするのは帰省中の楽しみの一つです。滋賀県という海なし県在住の私にとっては、海釣りができて新鮮な魚介類が食べられてと最高な場所です。地元スーパーで売っている魚のクオリティが高い!!!


 この北栄町、観光客が結構来るんです。普段出歩く地元民をあまり見ないので少しでも人が集まると、かなり多くの人が!と感じるだけかもしれませんが・・・
というのも、「名探偵コナン」のファンの方々にとっては、この北栄町は聖地なのです。名探偵コナンの原作者である青山剛昌が北栄町出身ということもあり、街中にアニメに登場するキャラクターのブロンズ像があったり、アニメに登場する喫茶店があったりします。最寄りのJR由良駅の愛称は「コナン駅」です。

写真:QRコード


詳しくは右のQRコードを読み取ってみてください➡


 妻の小学校の同級生に青山剛昌のいとこがいたようです。当時その子が、青山剛昌の書いた何かの原画を持ってきて「いる~?」って聞いてくれたのに、「そんな絵には興味ないからいらない」って断ったようで・・・貰っておけば何かしらの価値が出たかもしれんのに~。

 そんなことを言いながらも、私自身「名探偵コナン」のファンではありませんし、青山剛昌のファンでもありません。「青山剛昌ふるさと館」の向かい側のジェラート屋さんの大ファンです。夏はもちろん冬に帰省しても食べに行きます。営業時間は、11時~日没まで(売り切れ次第終了)とありますが、最近は12時30分頃にしかオープンしないというゆるい感じ。11時に到着してから、店の前で30分程待ってあきらめたこともありました。注文するのは毎回トリプル。早く食べないとジェラートがとけて手がベタベタになります。こんな感じで食べているから、お腹もトリプル(3段)のままなんだろうなと・・・
お近くにお越しの際は是非ご賞味下さい!

写真:ジェラート
写真:外観
写真:QRコード


M-Times 2022.8

長浜散策

 監査部の大石です。今年は異例の速さで梅雨明けし、連日の猛暑に体がなかなか慣れません。雨が降った日は気温も下がるので、『梅雨前線よ、カムバック!』と叫びたくなる毎日です。

 さて、その短かった梅雨の時期に、高校時代の友人2人とランチをすることになりました。事前に、どこでランチをするかという話をしたところ、友人が「長浜に美味しいうどん屋さんがあるよ。」と教えてくれました。そのうどん屋さんは、『うどん馳走 山石土平』さん。JR長浜駅から西に徒歩10分のところにあります。「そこでランチをするなら、その後は周辺をぶらっとするのもいいかもね。」と早々に話がまとまり当日を迎えました。

 長浜駅で待ち合わせをし、早速うどん屋さんへ。お昼の12時を過ぎていましたが、回転が速いのか、私たちの前に2組ほどお客さんがいたにも関わらず、あまり待つこともなく入店できました。店内に入ると、まさに老若男女の様相。回転が速い割には慌ただしい感じもなく落ち着く雰囲気です。このうどん屋さんは、こだわりの麺と出汁に加えて、毎月、限定メニュー2品を提供されています。6月の限定メニューは、『海老と揚げ餅のぶっかけうどん』と『黒毛和牛の炙り肉ぶっかけうどん』。通常メニューにも、美味しそうなうどんが並んでいて迷いに迷い、結局、限定の『海老と揚げ餅のぶっかけうどん』を注文しました。待っている間、お互いの近況報告をしながら、久々に会って話せることの幸せをかみしめていました。話の尽きない中、続々とうどんが運ばれてきました。記念にと思い、食べる前にスマホで撮ったのが右下の写真です。崩すのがもったいなく思いつつも、ぶっかけなのでつゆをかけ混ぜて頂きました。うどんはコシがあり、つるつると入ります。天ぷらはサクッと、大根おろしとレモンでさっぱりとした大満足の一皿でした。 

写真:海老と揚げ餅のぶっかけうどん

 うどん屋さんを出て、次はJR長浜駅をはさんだ東側にある『黒壁スクエア』を散策することにしました。

 『黒壁スクエアは、長浜市旧市街にある、伝統的建造物群を生かした観光スポット。江戸時代から明治時代の和風建造物が今も残り、情緒ある町並みとその古建築を活用したギャラリー、レストラン、カフェ等が集積するエリアです。また西日本最大のガラス芸術の展示エリアとして知られ、年間約200万人の観光客が訪れる滋賀県随一の人気観光スポットです。』(『観光情報サイト―長浜・米原・奥びわ湖―』より)

 観光地として有名な黒壁スクエアは、数年前に1度訪れたことがあり、その時と比べると人通りはかなり少なく感じました。それでも、その日はコロナが落ち着いている頃だったので、人の姿が多く見受けられました。人との距離を取りつつ、通りをブラブラ歩きながら、ウィンドウショッピングを楽しみましたが、途中あまりの暑さに体がバテてしまいカフェで休憩することにしました。入ったカフェは、『96CAFE』というお店でした。注文カウンターでメニューを見ると、『黒壁ソフト(黒・白・ミックス)』と書かれたソフトクリームがありました。ちょうど冷たいものが欲しかったのとネーミングに興味を惹かれ、『黒壁ソフトのミックス』を注文しました。出されたものは、本当に白色と黒色のソフトクリーム。想像以上の黒さに少し衝撃を受けました。スマホで調べてみると、黒い色は、竹炭とココアパウダーと書いてあり、そのお味はチョコ味でした。店内が混んでいたので、テラス席で黒壁ソフトを堪能しようとしたのですが、あまりの暑さにとけるのが早く、急いで食べる羽目に。それでも、甘く冷たいものを食べると体力も回復し、再度、散策しながら帰路につきました。

 コロナで気軽に会うことが難しい中、久々に友人たちと遊ぶことができ、充実した一日を過ごせました。様子を見ながらではありますが、これから出かけられる機会が増えればと思います。

 6月に発表された気象庁の3か月予報では、向こう3か月は気温が高くなるとの発表がありました。これからますます暑い日が続きますが、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。


M-Times 2022.7

効率的って・・・ 2022.7

 松田事務所の荒木です。久々の登場となります。少し前の話になるのですが、昨年の11月頃からスマホの調子が突然悪くなり出しました。常に熱を帯びており、バッテリーはすぐになくなるし、アプリを開くのに数分~十数分かかるようになるし、電話がかかってきたのに画面を押しても電話が取れなくなるし、文字を入力しようと思っても1文字入力するのに数分単位の時間を要するようになるし・・・と、とりあえず何をするにしても時間がかかる、という状態になってしまいました。

 最初は、今まで出来ていた事がスムーズに出来なくなった事に対してかなり不便に感じていました。でも、スムーズじゃない事に慣れてきている自分も居て、今となっては、そこまで嫌な気持ちや焦る気持ちが無い状態でスマホに接することができるようになりました。写真を撮りたいのにカメラがなかなか起動しない、なんてことがあっても、ボタンを連打しまくるようなこともなく(最初の頃はやっちゃってました・・・)、そのうち起動してくれるさ~くらいの感じで今は待ててます。

 そう考えると、いつもよりほんのちょっと時間や手間がかかるようになった事に対して、どうしてあれ程感情を高ぶらせていたのかと、不思議な気もしてきます。

 そんな時に、コロンビアの先住民であるコギ族がロンドンに招かれた時の話を聞きました。マンチェスターへ抜ける巨大なトンネルを通った際に、現地の人がコギ族の人に「このトンネルができたおかげでマンチェスターへ着く時間を30分短くするこができたのですよ」と説明した時、コギ族の人はその言葉に驚きながら「たった30分のために山に穴を開けたのか・・・」と絶句したそうです。

 時間を30分短縮する、ということだけを捉えれば、効率的になって良かった良かった、となるのでしょうが、そのための代償として「山」に穴を開けちゃってます。コギ族の人にとっては、30分という時間の短縮と、「山」という自然物に手を加える、という事を天秤にかけた時、「山」の方へ思いが傾いた事からあのような反応になったのでしょう。この感じ方の違いは、コギ族の人々の普段の暮らしぶりや環境から生じたものかもしれません。ただ、共通していることとして、効率的になることの裏側には、何らかの代償がある、ということが考えらえるのでは、と思います。

 世の中に、「タイパ」という言葉あります。「タイパ」とは、タイムパフォーマンスの略で、『あるものに費やす時間とそれによって得られるものや満足度を対比させた度合いのこと』を言います。短い時間で得られるものが大きい場合、「タイパが良い」と言ったりします。(「コスパ」の時間バージョンという感じです)

 そして、「タイパが良い」サービスとして、ビジネス書を要約して10分で読めるようにしたものや、映画を10分で観られるようにまとめた「ファスト映画」と呼ばれるもの(著作権を侵害して製作されたものは違法となりますが)まであるそうです。

 確かに、日々時間に追われて生活している者にとっては、数時間かかる小説や映画をわずか10分で読んだり観たりする事ができるとしたら、これ程有難いことは無いかもしれません。でも、それってただ単に内容を知った、というだけのような気もします。『効率的』に内容を知ることによって失くしているものって、あるのではないでしょうか。

 というようなことを、この動きがスムーズじゃなくなったスマホを使って検索するとき等に感じるようになりました。文字をパッと入力したらその答え(もしくは答えの載ってそうなサイト)をササっと教えてくれる、というのはすごく効率的です。でも、あまりにも効率的過ぎて、あれこれ考えたり想像を巡らせたりする時間というものを失くしていたような気がします(僕だけかもしれませんが・・・)。

 それに、よく考えてみれば、何かを調べるにしても、知りたい事をただ「知る」のが目的じゃなく、「腑に落ちる」とこまで行くのが目的のことが多いです。が、『効率的』に知ってしまうと、言葉だけが頭の中をサラ~っと駆け抜けてそれで分かったような気になってしまう、ということになりがちでした(くどいようですが、僕の場合はですが・・・)。これが『効率的』に知るということの代償だとすると、今までかなりの代償を払ってきたことになります。

 スムーズに動かなくなってからというもの、スマホを新しくするよう促される事が多々ありますが、そういうことをこのスマホが身をもって教えてくれているのだとしたら、新機種に交換することなんてできませんよね!


M-Times 2022.6

一人前の職員になるために「新人職員研修編~」 2022.6

 監査部の原です。前月に続き今月も担当させていただきます。

 4月から税理士事務所の職員として監査するにあたり必要な知識を身に着けるためにTKC主催の研修が始まりました。事務所の皆様から快く「行っておいで」と言っていただき参加しました。今後のスケジュールは4月が1泊2日の新人職員研修、5月から10月までが巡回監査士補という資格取得に向けた研修となっています。「補」とついているものの、易しいわけではなく授業だけで100時間以上、加えて問題演習の時間も必要となります。実際に合格率をみると毎年20%台を推移しており、気を引き締めて学習しないと受からない試験となっています。

 新人職員研修は京都と滋賀でTKC地域会に所属している事務所の新人職員が集まり、そこでマナー講習やグループディスカッションを受講します。研修の予定は1日目がビジネスマナー→昼食→ビジネスマナーとなっています。

 大学の時にマナー講習みたいなのを受けたことがあり、ひたすら「こういう時はこうしなさい」という話を座学で聞いていただけだったため、「マナー研修=座学で聞く」のイメージがありました。そのため、1日目は新人同士で話すことなく終わるのではと想像していました。

 ですが、始まってみると、二人ペアをチェンジしながら、この場合どうするのがいいか議題を議論して発表、名刺交換、電話の応答をロールプレイ形式で行うものでした。そのため職員同士で交流しやすかったのは良かったです。

 一方実際に体験したからこそ「全然出来ていない」と実感することに。知らず知らずの内に失礼なことしていたと今更ながら気付くことに…。今回習ったことは特にレベルの高いことをやっているわけではなかったのですが、それでもここまで出来ていなかったのかと我ながら唖然としてしまいました。

 新人同士で話していて意外だったのは、今年新社会人になりましたという人よりも、転職組の方が多いくらいだったことです。休憩時間に話を聞いていると、転職理由も業界も様々で、それこそ会計に全く関係ない仕事をしていた人も多数いました。

 2日目の予定がグループディスカッション→昼食→グループディスカッション→基本理念の順になっています。

 グループディスカッションは経営を学ぼうということで、お題が与えられ、そのお題に合う商品を作って、4班あるうちのどこが一番利益を出せるかを競うものでした。

 1日目にお互いに遠慮なく意見を出し合える関係になっており、それぞれ経験していることが多種多様だったことから、私とは違う見方や意見も多く出てきました。課題の難しい点は、良い物を作ると経費が増え、節約すると、出来が悪くなり、売れ残りが発生するという設定です。それぞれの役職(例えば経理と製造)で意見が対立するような仕組みとなっていました。

 人の数だけ異なる意見や思いがあり、さらには仕事内容による違いが発生する中、それらを集約し一つの方向を決めていく社長という「立場」の凄さと責任の重さを実感しました。

 ちなみに私の所属していた班の順位は4組中2位でなんとか上位に入ることができました。

 この後、TKCの基本理念を学び、これからの仕事に於いての行動の規範となることを学びました。ここで感じたことは、「講義の内容の意味は分かるが、私はまだ言われていることの半分も理解出来ていないなぁ」でした。しかし、この先仕事をするからには、基本理念の考えを抽象的なままにせず、具体的な形に落とし込んでいくためにどうすればいいのかと考えるきっかけとなりました。

 今回の新人研修で出会った人とは、5月から始まった巡回監査士補の研修でも顔を合わせており、講義で疑問に思ったことを話す等交流が続いています。それ以外にも一部の人とは今でも私的に繋がっており、ボルダリング(※シューズとチョークという最低限の道具だけで、人工の岩のような取っ手がついた壁を登るスポーツ)に行ったり、ご飯に行ったりしております。次回の開催も予定しており、今度はバーベキューにしましょうと計画しています。

 今回の新人研修を通して、研修で習ったことを業務で生かしていくことは勿論、同じ立場で一緒に頑張っていける人と関係が出来たことから、これからもこの縁を大切に、お互いに切磋琢磨しながら頑張ろうと思います。


M-Times 2022.5

スマートフォンが…… 2022.5

 監査部の原です。三月の三連休に普段通りスマートフォンを使用していると、突然動かなくなり、そのまま電源が落ちる状態になりました。この時はすぐに電源を入れ直せば治ったので、「なんか処理落ちでもしたのかなぁ」と呑気に考えていました。

しかし、その数時間後、短時間に画面フリーズからの電源が落ちるという状態が頻発するようになりましたが、時間が遅かったため、21日に携帯ショップに行くことにしました。この時は特に最近携帯を落としたり、水没させたりといったような、何か故障の原因で思い当たることもなかったため、「携帯ショップに行ったら治るだろう」と気楽にしていました。

 そして翌日携帯ショップに行って、携帯の電源を入れてみると、OSを読み込まない状態になっており、英語で工場出荷時にしてくださいと表示されていました。焦って店員さんにも診てもらいましたが、どうしようもない状況らしく、工場出荷時にするしかありませんとのことで「えぇ、LINEとか写真、連絡先消えるってこと⁉」と凄く落ち込みました。特にLINEの友達追加のし直しになった場合、連絡先がLINEでしか繋がっていない人が多数のこともあり、もう一度集め直せるかの問題がありました。

 ですが、修理に出すにしても結局工場出荷時にするしかないため、起動できない以上、引継ぎは諦めるしかない状態でした。とりあえず工場出荷時に戻して、使えるか様子を見てくださいと言われ家に帰ることになりました。この時点でかなり憂鬱な気分でした。

早速自宅に帰って捜査してみるも、すぐに電源が落ちる状態が頻発しており、携帯自体がダメになっていました。安い携帯だったので、修理してまではと思い新しい機種にすることにしました。 

 そこで早速再度携帯ショップに行ってみるも、予約でいっぱいで本日は案内出来ないと断られ、京都の家電量販店に行くも、同様の理由で対応してもらえず……。家の近くにある普段は待たずに対応してもらえる家電量販店に足を運ぶも、そこでも今のキャリアだと先ほどまでと同じ状況で、ほかのキャリアでも良ければ今から受付できるとのことで、明日から仕事のため今日中に携帯使えるようにしたかったため、キャリア変更することに。

 店員さんに「今日はなんかすごい混んでません?」と聞いたところ、「3月は新学期に向けての購入が増えるためお客さんの数が多く、特に今日は三連休の最終日なので、いつもよりさらに混んでます」とのことでした。せめて壊れるにしても4月まで持ってくれればここまで、探し回らなくてもよかったのにとがっかりしました。

 さらにキャリア変更しても同じ電話番号使用したかったため、前のキャリアに変更するための手続きの電話をしてみるも、混んでいるためかなかなか繋がらず、結局1時間以上手続きに時間がかかることに…。

 やっと必要な番号をゲットし、新しい機種の変更をしていると、ここで驚くことに。今の携帯は引継ぎ設定してなくても、グーグルアカウントにログインさえできれば、LINE等が紐付いているため、一から友達追加し直す必要はないことが分かりました。LINEのトーク履歴も事前に設定しておくと引き継げたとのことでしたが、特にしていなかったので、諦めることに。ただ、パソコンでもLINEをしており、そこにログインしてみると、トーク履歴が残っているので特に問題は発生せずでした。

 一方で電話帳に関しては、毎日自動でバックアップ処理する設定になっておらず、前回の携帯を買換えた日時のデータを引き継ぐことに。

今の携帯は、急に壊れてもグーグルアカウントにさえログインできれば、必要なものの多くが、引継げることが分かり、絶対にパスワードはきちんとメモして置いておかねばと思えるようになりました。 

 後は、こまめにバックアップするように設定を変更しておけば、今回みたいなことが起きても被害は最小限で抑えれそうです。そう言いつつ油断していると、今度は別の見落としがありそうなので、日々使う携帯は大切にしないといけないですね。


M-Times 2022.4

証憑電子化のすゝめ 2022.4

 総務部の石田です。確定申告の期限直前、国税電子申告・納税システム「e-Tax」で接続障害が発生しました。現在は復旧し、「接続障害によって期限内に申告できなかった場合、申告書の右上の余白や特記事項に理由を記載すれば4月15日まで延長に応じる」とのことです。コロナ対策としてe-Taxを利用した申告を呼びかける一方、そこへ接続が集中することでシステム上の障害を招くという、予想された危機がそのまんま起きちゃった(;_;)というオチでした。

 話は変わって今年1月、改正電子帳簿保存法が施行されました。TKCも我々も大わらわだったのですが、昨年末に突如「2年間の猶予」が決定し、ホッとするやら、必死に準備してきた分ズコー_(┐「ε:)_と脱力するやら…ともあれ猶予は有難いことではあります。だがしかし!いずれやってくるハードルは変わりません。この期間に、確実な準備をしていきたいものです。
この改正電子帳簿保存法最大の難関は、今まで何度かご案内しました通り、電子書類の保存要件がやたら細かいことです。読むだけでゲンナリするので再掲は省きますが、この点は、当事務所ではTKCシステムによる「証憑保存機能」にて対応可能です。現在FX2やe21まいスター等の自計化システムをご利用の皆様には、500円/月(税抜)(※月間保存枚数が50枚超となる場合には別途料金発生する場合あり)にて提供させて頂いております。会計上の問題は、ほぼこれでクリア出来るのではないかと思われます。

 さて、この証憑の電子化において、具体的な作業の一つに「紙の書類をスキャンしてパソコンに取り込む」というのがあります。スキャナーが無ければ購入は必須ですが、有ったとしてもそれが複合機である場合は、別途、卓上のスキャナーの購入を強くおすすめします。なぜなら、証憑電子保存は、PC画面を眺めながらの作業となるため、最低限、スキャナーは、そこから手が届く距離であってほしい。複合機だと、その設置場所と、会計入力をするデスクが多少なりとも離れている場合、非常に(非情に;;)面倒です。経理担当者の心が折れること必至です。ちなみに当事務所では、以前から富士通のScanSnap ixシリーズを使っています。設置・使用法がシンプルで、読込速度が速く、形状の違う書類も安定して読み込むことが出来、扱いやすいです。とくに最新機種ではその長所が一段とアップしましたが、個人的には旧機種でも特に不満はありませんでした。私の心強い相棒です。また、前述のTKC証憑保存システムとの連携もバッチリです。

諸々の業務の電子化・オンライン化は、コロナ禍で拍車がかかりました。冒頭の騒動もその数ある副作用の一つでしょう。「IT革命」なる言葉が世間に登場したのはもう20年以上前ですが、その頃からの流れと、ここ数年の圧倒的加速度を鑑みるに、もはや否応なき人類の宿命であり、後戻りすることは無いように感じます。
当事務所でも、コロナ対策の一環として在宅勤務を始め、未だ探り探りではありますが、証憑以外の書類のオンライン化を進めています。ドキュメントファイリングソフト「DocuWorks」の導入もその一つです。きっかけは「楽2ライブラリー」の廃盤による交代でしたが、そのポテンシャルと自由度は果てしなく…!高機能すぎて初めは迷子になりがちですが、理解が深まるにつれ、その手軽さ便利さに感嘆しきりで手放せなくなりました。

証憑の電子化が進めば、紙による保存は基本必要なくなる方向とはいえ、視認性においては、やはり紙に勝るものは無い…!と思うのは、実は私がアナログ人間だからでしょうか。レコードがCDに置き換わりゆく時代に虚しき抵抗した青春の記憶もございますし。DW万歳しながら、オンラインで配られた資料をこっそり印刷して、メクリッコはめた指でぺらりっこする日々であったりします。それでも、去年一年かけて印刷/保存不要と判断した書類を、一息に整理してみたところ、デスクの引出しをパンパンに詰まらせていた書類綴りは約半分に減りました。今年の年度末には、よっこらしょ!と気合で引き揚げなければならない程、綴りが太くなることも無いでしょう。たぶん。


M-Times 2022.3

忘れもの 2022.3

 M-Timesの裏面を初めて担当します松田事務所の原です。
 2月に入ってもコロナウイルスの感染が拡大していますね。そのため事務所でもなるべく人が集まらないように対策をしています。
対策の一環として、2月1日の事務所での会議を事務所で集まらず、リモートのオンラインで行うことになり、私も自宅から会議に参加しました。

 リモートワークで一番困るのが何かを忘れることなので、前日に「パソコン、会議資料、午後からの作業に必要なもの」をかばんに入れたのを念入りに確認していました。
しかし、パソコンの充電器の存在を完全に忘れており、事務所に置いてきてしまいました。さらに充電器の忘れに気が付いたのが、会議始まる少し前の時間でして…。
とりあえず、パソコンの充電残量を見てみると、9時20分の時点で後7時間と表示されていました。これならパソコンの設定を節電モードにしておけば何とか充電持ちそうだな!と安心していました。

 事務所のオンライン会議では、webexを使用しているのですが、常に回線を使用している状況のためか、バッテリー残量がみるみる減少し、予想稼働時間の減少速度が実際に経過している時間より早い状態になってしまいました。実際に9時30分から会議が始まり、30分したころには、残り5時間くらいの残量になっていました。

 このままでは、一日どころかお昼まで充電が持つかどうかという状況です。
パソコンの充電器のカタチがUSBタイプC(androidスマホと一緒)だったため、同じ形の充電器なら「スマホの充電器で充電できるかも!」思い、念のためネットで大丈夫か確認してみると、スマホの充電器では、電流が足りず充電できないことが分かりました。さらに破損のリスクもあるとのことで、焦って試さなくて良かった!と安心しました。
さらに調べると、パソコン、スマホ等幅広く充電できる、USB PDという充電器があるのが分かったので、とりあえず昼休憩で家電量販店に行けばなんとかなると知れて安心できました。このUSB PD対応の充電器は従来の同じ形の充電器よりも、W数が高く100W(従来のものは15Wが限界)で、さらに、W数の違う製品を一つの充電器で済ませてしまえる便利なものです。
その後、充電は物凄いスピードで減りつつも、何とか12時まで充電が持ってくれました。
ちなみに残りの充電は10%程で、残り時間も30分ほどでした。

 買ってから家で使用していますが、実際に持ち帰るものが一つ減るのは結構楽で、普段の時でも、スマホやタブレットの充電器として使用できるので、外出が多い人は一つ持っていると楽になると感じました。ただ、普通の充電器と比べて正規認証品はそこそこお値段がするのが欠点ではあります。

写真:USB PD対応の充電器

 調べてみると色々な値段があり安いものもありますが、W数が値段によって違うため、パソコンの充電に必要なW数以上を購入しないとせっかく購入してもパソコンの充電はできないので注意が必要です。


M-Times 2022.1

荒木家の「家」の話 2022.1

 監査部の荒木です。実は先日、引っ越しをしました。僕にとっては初めての本格的な引っ越しとなります。と言いましても、住んでいた家から400mほど離れたところへ移るだけなので、周辺環境はそれ程変わっていません。ですから、見知らぬ土地での新たな生活、というような「超」本格的な引っ越しは、またいつかの機会に持ち越しとなります。

 そもそも、どうして引っ越しをしようと思ったのかですが、これにはコロナが大きく影響してきます。今は感染拡大が抑えられていますが、引っ越しを決断した時期はかなり感染者も増えており、子供が家の中で遊ぶ時間も長くなっていました。さすがに小学生になると、それなりに活発度も増し、動きもダイナミックになってきていますので、今まで住んでいた家(キッチン・トイレ・浴室を除くと、使えるのは1階が7畳分、2階が9畳分の2部屋で、そこにジャングルジムやら、鉄棒やら、トランポリンやらを置いてまして・・・)では狭すぎて遊べない、となっていました。

 いや、正確に言いますと、「狭すぎて遊べない」と子供が思っているわけではなく、子供自身は狭くても全然気にせず、置いてあるモノや家具にもボールや縄跳びの縄等をガンガン当てながらも遊んでいました。思っていたのは、親側です。こんな狭いところでよく遊べるなと感心しながらも、もう少し広い場所で自由に(いや、既に自由だったかも・・・)、伸び伸びと(今思うと、伸び伸びもしていたな・・・)遊ばせたいという思いがふつふつと湧いてきて、それなら思い切るか!と引っ越し先を探すようになりました。

 探し始めて数ヶ月、それなりに良さげな賃貸物件も出てくるのですが、広すぎ&家賃が高すぎたり、周辺環境がゴチャゴチャしていたりで、なかなかコレ!というものが見つかりませんでした。賃貸じゃなく購入という方向で考えないとダメかなとか、高い家賃のところを値下げ交渉してみようかなとか、そんなことを色々と考え始めた時に、築18年と、割と新しく(今までの家は築100年以上)、しかもちょうど良い広さ(と言っても今までのところの約2倍の広さ)の賃貸物件が出ました。こういう好条件の物件はすぐに借り手がつくそうですが、たまたまその物件の情報が出てすぐのタイミングで妻が動けたということもあり、その日の内に不動産屋さんに連絡して内覧を済ませ、仮押さえまでしてきました。

 引っ越してからまだ約2ヶ月ほどですが、もうずっと以前からここに住んでいたのでは、というくらいすっかりこの家に馴染んでいます。でも、ふとした瞬間に前の家との違いを感じたりもします。例えば、お風呂に入っている時がそうです。前の家のお風呂は追い焚き機能というものが付いていなかったので、窓が無いにも関わらず寒さが厳しいお風呂でした。今の家のお風呂は、洗い場も浴槽も前の家のお風呂の約2倍の広さがあり、それだけでも前と比べて充分快適なのですが、それに加えて追い焚き機能が付いていますので、冬でも寒さに凍えることなくお風呂に入ることができています。お風呂上りにホカホカの状態でほっこりしていると、前の家との違いをしみじみと実感したりもします。

 また、朝起きた時にも時々違いを実感します。前の家では、夜中にトイレに行くのがほぼ日課みたいな感じで、日によっては2回や3回にもなっていました。歳が歳だし仕方がないかと半ば諦めていましたが、今の家に移ってからは、その日課がどういうわけか消えてなくなり、朝起きるまで1度もトイレに起きない、というのが当たり前になりました。

 これには色々な説がありまして、前の家は壁がただでさえ薄いのに、更には隣の家と壁が一体になっているという長屋構造だったので、寝ている間も隣の家の音が聞こえていて熟睡できていなかったのでは、という説や、外に対しての壁も薄く&古かったので、寝ている間も絶えず隙間風がピューピュー入ってきて寒かったからでは、という説などです。

 でもまぁ、どちらにせよ体が資本ですから、新しい家に移った事によって朝までぐっすり寝られるようになったとしたらそれだけでも引っ越したかいがあるってもんです(引っ越しを決意した時の趣旨とは違ってきてますが・・・)。