M-Times 2022.8

長浜散策

 監査部の大石です。今年は異例の速さで梅雨明けし、連日の猛暑に体がなかなか慣れません。雨が降った日は気温も下がるので、『梅雨前線よ、カムバック!』と叫びたくなる毎日です。

 さて、その短かった梅雨の時期に、高校時代の友人2人とランチをすることになりました。事前に、どこでランチをするかという話をしたところ、友人が「長浜に美味しいうどん屋さんがあるよ。」と教えてくれました。そのうどん屋さんは、『うどん馳走 山石土平』さん。JR長浜駅から西に徒歩10分のところにあります。「そこでランチをするなら、その後は周辺をぶらっとするのもいいかもね。」と早々に話がまとまり当日を迎えました。

 長浜駅で待ち合わせをし、早速うどん屋さんへ。お昼の12時を過ぎていましたが、回転が速いのか、私たちの前に2組ほどお客さんがいたにも関わらず、あまり待つこともなく入店できました。店内に入ると、まさに老若男女の様相。回転が速い割には慌ただしい感じもなく落ち着く雰囲気です。このうどん屋さんは、こだわりの麺と出汁に加えて、毎月、限定メニュー2品を提供されています。6月の限定メニューは、『海老と揚げ餅のぶっかけうどん』と『黒毛和牛の炙り肉ぶっかけうどん』。通常メニューにも、美味しそうなうどんが並んでいて迷いに迷い、結局、限定の『海老と揚げ餅のぶっかけうどん』を注文しました。待っている間、お互いの近況報告をしながら、久々に会って話せることの幸せをかみしめていました。話の尽きない中、続々とうどんが運ばれてきました。記念にと思い、食べる前にスマホで撮ったのが右下の写真です。崩すのがもったいなく思いつつも、ぶっかけなのでつゆをかけ混ぜて頂きました。うどんはコシがあり、つるつると入ります。天ぷらはサクッと、大根おろしとレモンでさっぱりとした大満足の一皿でした。 

写真:海老と揚げ餅のぶっかけうどん

 うどん屋さんを出て、次はJR長浜駅をはさんだ東側にある『黒壁スクエア』を散策することにしました。

 『黒壁スクエアは、長浜市旧市街にある、伝統的建造物群を生かした観光スポット。江戸時代から明治時代の和風建造物が今も残り、情緒ある町並みとその古建築を活用したギャラリー、レストラン、カフェ等が集積するエリアです。また西日本最大のガラス芸術の展示エリアとして知られ、年間約200万人の観光客が訪れる滋賀県随一の人気観光スポットです。』(『観光情報サイト―長浜・米原・奥びわ湖―』より)

 観光地として有名な黒壁スクエアは、数年前に1度訪れたことがあり、その時と比べると人通りはかなり少なく感じました。それでも、その日はコロナが落ち着いている頃だったので、人の姿が多く見受けられました。人との距離を取りつつ、通りをブラブラ歩きながら、ウィンドウショッピングを楽しみましたが、途中あまりの暑さに体がバテてしまいカフェで休憩することにしました。入ったカフェは、『96CAFE』というお店でした。注文カウンターでメニューを見ると、『黒壁ソフト(黒・白・ミックス)』と書かれたソフトクリームがありました。ちょうど冷たいものが欲しかったのとネーミングに興味を惹かれ、『黒壁ソフトのミックス』を注文しました。出されたものは、本当に白色と黒色のソフトクリーム。想像以上の黒さに少し衝撃を受けました。スマホで調べてみると、黒い色は、竹炭とココアパウダーと書いてあり、そのお味はチョコ味でした。店内が混んでいたので、テラス席で黒壁ソフトを堪能しようとしたのですが、あまりの暑さにとけるのが早く、急いで食べる羽目に。それでも、甘く冷たいものを食べると体力も回復し、再度、散策しながら帰路につきました。

 コロナで気軽に会うことが難しい中、久々に友人たちと遊ぶことができ、充実した一日を過ごせました。様子を見ながらではありますが、これから出かけられる機会が増えればと思います。

 6月に発表された気象庁の3か月予報では、向こう3か月は気温が高くなるとの発表がありました。これからますます暑い日が続きますが、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。