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アプリと帰省してきました

 私は日ごろからかなりの安全運転をしているので、オービスなど全く気にする必要はありません。高速道路でもスピードは出さないので、ルームミラーで警察車両をチラチラ確認する必要なんて…まぁほぼありません。高速道路でパトライトを点灯させた警察車両に追尾されたのは、わずかに2回という安全運転っぷり!2回ともパトライトがついた瞬間に減速したため速度計測ができなかったのか、並走されてマイクでの注意だけで済みました。病気も警察車両も早期発見がポイントですね。(ルームミラーで、こまめに後方チェックしてなかったら気づかなかったはず・・・)
   そんな安全運転な私、監査部の小島が1年ぶりに妻の実家に帰省した時の話です。

アプリと帰省してきました

 5月3日から6日までを鳥取県の妻の実家で過ごす計画で、なるべく渋滞しそうな時間帯を避けようと5月2日の21時に出発することに決めました。夜に走るとなると色んなものが見えにくくなるなと考えていると、あることが頭をよぎりました。「そういえば、最近は“移動式オービス”が増えているらしい」と。
 以前は、オービスといえば“固定式”が主流だったと思います。高速道路を走っていても、「速度取締中」といった案内板が事前に2か所設置されており、こちらもそれを目印にスピードを調整するという、ある意味“事前予告付き”の取り締まりでした。ところが最近では、その固定式が徐々に姿を消し“移動式”が増えてきていると聞きます。京滋バイパスや名神高速道路では“半固定式オービス”の設置がされています。“半固定式オービス”とは、1台のオービス本体(移動式オービス)に対し、本体をセットするための拠点(箱型の筐体)(右図)を複数か所に用意しておくタイプのオービスです。

 安全運転の私にとっては運転になんら影響を与えるものではないですが、暗い夜道で万が一見落としてマズいことになったら・・・ということで、息子が探してくれた『オービスガイド』というアプリをスマートフォンにインストールしてみました。(あくまでも念のためです)
 このアプリ、走行中にオービスの位置を音声で教えてくれる優れモノでして、実際使ってみると非常に便利でした。「移動式オービス目撃ポイントがあります」「この先にNシステムがあります」「ETCカメラがあります、オービスではありません」と、通知音とともにオービスなのか、オービスではないものなのかまで案内してくれるのです。アプリには取締情報を投稿でき、その投稿されたリアルタイム情報を読み上げてくれる機能も付いています。ただ、その情報が少々過剰なことも・・・。

アプリと帰省してきました

「ネズミ捕りが投稿されました。北海道札幌市白石区周辺です」
今は兵庫県を走行中やし、遠すぎるとこの情報いらん!
「検問ポイントが投稿されました。長崎県長崎市花丘町周辺です」
「移動式オービスが投稿されました。埼玉県さいたま市浦和区周辺です。」
通知音が鳴って、今度はどこや?と思ったら
「22時を過ぎました」
しらんやん!通知音がいちいちビックリすんねん!

 アプリは便利ですが、通知のたびに「今度は何?!」とツッコミながらの深夜ドライブは、なかなかスリリングでした。おかげで睡魔に襲われず、0時30分に無事到着。
色々な意味で安全に運転するため、このようなアプリを利用されるのもいいかもしれませんね。とはいえ、“アプリに頼らなくてもいい運転”が一番の理想ですね。安全第一でいきましょう!
《京都近郊の主な半固定式オービス拠点設置場所》

  • 名神高速道路 下り方面(大阪方面)京都東IC先
    (名神高速道路の工事が始まった場所にある歩道橋のような巨大なモニュメント付近)(右上図)
  • 京滋バイパス 下り方面(大山崎方面):宇治東IC出口付近(長さ4,310mの宇治トンネル出口付近)
  • 京都縦貫自動車道 下り方面(丹波方面):大山崎JCT〜大原野IC間(長さ2,270mの西山トンネル出口付近)