[NEW!] M-Times 2026.3

チュンの米騒ぎ

 総務の石田です。我が家の2階の窓に、神棚をお祀りしておりまして、そこは家のベストポジションです。
連棟住宅の、その窓の下には、小さな川(放水路)が流れてます。昔は年一度くらい大雨で浸水していた地域でしたが、水路が整備されたことによって、その浸水被害がほぼ無くなり、その後この町へ住み始めました。

 毎朝、神棚に礼をする度に、その川を吹き渡る風を窓からファーと顔面に浴びることになり、気持ちえ~と福福するんです。ありがたや。その窓から下を覗くと、1階の洗面所を覆うトタン屋根があります。そこへ毎朝、愛らしい雀たちがやってきて、チュンチュンと騒がしいのです。そのうち、彼らに神棚の米を撒いてあげるようになりました。

チュンの米騒ぎ

 洗面所から見上げると、一部天井が明り取りの為に切り抜かれており、トタン屋根を歩く、雀の足や、ぷりぷりのお尻や、ぴこぴこの尻尾が透けて見えるし、歩きまわって米を啄むカツカツ音がして、猫が大興奮するのです。雀を引き寄せることによって、猫を喜ばせる(もちろん眺めるだけ)ためもあり、猫も犬も鳥も大好きな私としては、至福の日々です。

 先年高騰した米でも気前よく毎日ブン撒いてあげてますが、雀たちの行動は、なかなか気まぐれなんです。

まず春先に、雛っぽい子を連れて戻ってくる。雛といっても、むしろ親鳥より肥えている癖に、羽根をボテっと両脇に落として飛べないフリをしつつ「あのねボクねまだ雛なんだよ」とあざとい演技をするので、毎年簡単に見分けられます。で、そのあざとい雛一匹こそが、厚かましく餌を強請ってくる。ほとんどの雀は、非常に警戒心が強く、何秒か見つめるだけでも、ピャーっと一旦逃げだすものですが、雛っこは、窓の高さで器用にホバリングしながら「まだかー!はよー!米よこせーッ!!」っと神棚を拝む私へ叫び散らかす始末。朝っぱらから米騒動。

 それ以降、夏から秋、雀の数がどんどん膨れ上がっていき、MAX15匹くらいの大集団になります。でも何故かある段階から、パタッと来なくなるんですよ。あるいは来てもせいぜい2、3匹。ChatGPTに相談したら「雀は集団行動するので、リーダー的な個体が”山に戻ろう”とか”別のとこへ”と指示するとあっさりそちらへ向かう習慣に変わるのでは」とのこと。え~!?たっかい高い米やってんのに~!?めっちゃ不服です。

チュンの米騒ぎ

 とはいえ、何年も続けてたらそんな小鳥の気まぐれにも慣れてきました。雀の繁殖期は3月から始まり、10日ほどで羽化するそうなので、来月には、また新しい厚かましい雛っこがやって来ることでしょう。もうすぐ春ですねえ♪